農業アルバイトのあれこれ「気になるところをお教えします。」
農業アルバイトの基本的なこと
- 春から秋が主で、冬には仕事が無い場合もあります。
- 畑で作業するので、汚れます。
- 虫がいます。
- 体力仕事です。
- 早朝から日没以降まで仕事の場合があります。
- 作業内容が天気によって左右されます。
- ケガをする場合があります。
農業アルバイトの賃金
農業アルバイトの賃金は市町村で基準が決まっていることが多く、お住みの市役所のホームページに掲載されています。
農作業標準賃金一覧表 – 新潟県佐渡市公式ホームページ (city.sado.niigata.jp)
農業アルバイトは作業環境によって、委託者・受託者両者で協議して賃金を決めることもあります。
都道府県の最低賃金がそれぞれの県で違うように、農業アルバイトの賃金も異なります。
例えば「田植え機を使った田植え(10a)は、その地域によって、4,500~5,450円くらいの賃金の幅があります。」
委託者が会社や法人と個人農家の違いでも、待遇が異なります。
昼食以外の休憩時間にも賃金が発生する場合もあったり、委託者によって待遇が様々です。
大きな産地ですと農産物を出荷するのに、箱詰め作業を大きな工場みたいな施設でやっていることが多いです。
その場合、出荷期間に多くの人員が必要になるので、アルバイトを100人単位で募集していることもあります。
おけさ柿の出荷作業だけなので、農業っぽくない仕事ですが。
佐渡市役所移住交流推進課移住交流推進係の方に話を聞いたところ、佐渡は水稲(お米)がメインという考えだそうです。佐渡島内でも地域によって必要としているアルバイト人材が季節によっても異なります。自分に合った仕事を探せるようにいろいろな所から地域の情報を集めると良いと思います。
トイレについて
野外の田畑で作業する場合には、トイレが周囲にない状況が多くあります。
この判断も委託者によりけりです。近くの委託者の住居のトイレを自由使えたり、公共のトイレを使ったりです。
山の中の畑で作業する場合もありますので、その場合は野外で済ますことももちろんあります。
トイレに関しては、委託者側は聞かれることが当たり前だと考えていますので、気楽に聞いて下さい。
観光果樹園やビニールハウスなどの施設園芸農業の場合は、トイレの心配は無いです。
住み込みのアルバイトについて
住み込みでアルバイトを募集している所は、大農家か企業法人が主です。個人農家では、数日だけの短期アルバイトが主なので親族や知り合いに頼むことが大半です。
農業・漁業・畜産業のアルバイトは、繁忙期に20日~2か月以上。毎日、体を動かして働くので体力に自信がある人が望ましいです。
屋外の作業になると天候に左右されることがあったり、住み込みのため自分に合わない仕事環境の場合、途中で辞めにくいことがあります。
住み込みで賃金目当ての場合は農業以外のアルバイトを選んだ方が安定すると思います。
小規模な個人農家で住み込みのアルバイトを探しているケースは、現状ほぼ無いです。
特定の技術を習得している場合のアルバイト
田植え機の運転はバッチリ出来るので問題ないです。
柿の木の剪定は10年以上やっているので大丈夫です。
このようなピンポイントの技術を持っていると雇われるアルバイトのことです。
柿の剪定技術を習得していると、冬場に1日剪定のバイト(約8時間)で、1万円~の賃金になります。
柿の産地である佐渡市羽茂地区では、初心者向けの柿の木の剪定講習会を無料で開催しています。
後継者不足を少しでも改善しようとしていますが、お察しの通りです。
お住いの農協に問い合わせたら、地元の特産品の講習会をやってると思いますので、農業アルバイトをする前に気になったら参加して見てください。
地元の農家さんを紹介してくれる場合もあります。
ページの最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。ご参考になれば幸いです。
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