まだ間に合う初夏の柿の追肥のタイミングと施肥量について。

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まだ間に合う初夏の柿の追肥のタイミングと施肥量について。

柿は、肥料に関しては鈍感なタイプの果樹です。6月下旬から7月上旬の梅雨明けくらいが追肥をするのに適しているタイミングです。施肥前の柿の葉を見て、葉色が薄かったり、枝の伸びが弱い場合は、追肥をした方が収穫量が確実に増えます。

対象の木を成木として、弱っている木の場合は、硫安で1本の木に対して1㎏、燐硝安加里だと1本の木に対して1.5㎏が目安になります。

私の場合は、梅雨前に苦土石灰を10アールに対して30㎏、梅雨が明ける今頃に高度化成14-14-14を10アールで30㎏ぐらい撒いています。

これは柿の木の状態に関係なく、収穫時の肥大化を目的としています。ヘタすきの障害果がたくさん出ることもないです。周囲の園地と比較して色付きが遅いと感じた場合は、反射マルチをしいて対応できます。

肥料の種類にも、好みがありますが可能であれば、有機成分が入ってる果樹エースやJAで販売している柿専用肥料008か555が使えればベストです。物価高騰で安い肥料でも良ければ、単肥の硫安になります。単肥が気になる場合は発酵鶏ふん・牛糞堆肥(有機)と化成肥料をいっしょに撒いても良いです。

肥料を効率的に吸収させるには、梅雨前に苦土石灰を撒いておいて、土を中性によせておくと良いです。

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。ご参考になれば幸いです。


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