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【柿の徒長枝(とちょうし)対策】徒長枝だらけにならないの剪定
基本的に柿は上に高く成長する性質をもった木です。そのため、主枝を2,3本地面と平行に伸ばすことで、上に伸びにくい仕立てにしています。
冬の徒長枝の剪定
前に剪定したのがいつかによりますが、親指より太い徒長枝、または1m以上の長さのある徒長枝は切り落とします。その際は面倒ですが、しっかり根元の部分で切るようにしてください。
下の画像のように直径5cmくらいの徒長枝の根元から上の部分を切るとその根元から、新しい徒長枝がどんどん生えるようになります。この状態で1年放置すると、太い徒長枝だらけになります。
徒長枝は主枝の上部のこぶから発生しやすいので、上の切り残しがこぶの役目となって、徒長枝が発生しやすくなります。
◎冬の徒長枝剪定のポイント3点
- 真上に伸びる枝で親指より太い枝、長さが1m以上の枝は切る
- 徒長枝を切るときは根元から切る
- だいたい50cm以下の長さの中くらいの枝(1年枝)を多めに残す
夏の徒長枝の剪定
夏場(6~8月)は発生したばかりの徒長枝が緑色の柔らかいときに、手で根元からむしりとります。これが一番楽だし作業が早いです。夏場は徒長枝が伸びたら2回むしっておけば、冬の剪定が楽になります。50日に1回くらいのペースでむしります。徒長枝が密集している所に虫などがいるので、安全のため手袋をしてから、むしってください。
◎夏の徒長枝剪定のポイント3点
- 柔らかい緑色の枝のときに手でむしり取る
- 真上に伸びる枝で親指より太い枝、長さが1m以上の枝は切る
- 徒長枝を切るときは根元から切る
ページの最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。ご参考になれば幸いです。
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