【2025年9月】今月のおけさ柿と佐渡産アスパラガスの作業について

目次

【2025年9月】今月のおけさ柿と佐渡産アスパラガスの作業について

9月のおけさ柿の作業

収穫前の最終防除が終わると、果実の間引き作業と園地内の雑木、地表の草の管理が主な作業にまります。地表の草を刈って、反射マルチを設置するのも、このタイミングです。昨年はカイガラムシの発生が目立ったのですが、今年は蛾(ハスモンヨトウ)の幼虫が目立っていました。発生が目立っている園地では、害虫に適した農薬散布で駆除します。

8月の佐渡南部は、降水量が少ない状況でしたが、9月に入り回復しました。8月に散布した肥料も効きだして柿の実も順調に肥大化しております。収穫時期には例年並みの大きさになる感じです。今年は台風の直撃もなかったため、収穫量も期待できると思います。

間引く対象の日焼けした柿の実
地面を草刈り後の園地
順調に育っている柿の実(9月24日現在)

9月のアスパラガスの作業

上旬は水分と気温が、ちょうどよかったのである程度は収穫量がありました。下旬になると涼しい日が多くなり、収穫量が減っています。下旬になるとアスパラガス露地10アールで1日の収穫量2kgぐらいです。ハウスの場合は、まだ温度が維持できるので1日の収穫量は6kgくらいです。

収穫量次第ですが、収穫は今月末くらいで打ち切ります。主な作業は、定期的な防除、病気の茎の除去、畝の草むしり、新芽の管理です。また畑の状況によってはタヌキなどの獣に荒らされる場合があるので、その対応も必要になります。

草むしりする前の畝の様子
草むしり後の畝の様子
強風対策として、防風ネットの修繕なども行います。
獣害にあったアスパラガスの茎(爪を研いだような傷が多数ある)
茎の中央から、折られるので、折られた箇所を刈り取った状態(獣害)

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。ご参考になれば幸いです。


コメント

コメントする

CAPTCHA


目次