仕事や趣味で、やることが多くてパニックになってしまう。
忙しい現状を確認してみよう
私の年間スケジュールでは、5月から8月くらいまでが作業量が増えます。柿の作業もアスパラガスの作業も夏場の病気に注意しないといけないので、いろいろと作業が増えます。
◆この時期の作業
- 病気予防、虫予防のための農薬散布
- 夏場に生える枝葉の剪定
- 除草作業(雑草の除去)
- 潅水作業(水やり)
- アスパラガスの収穫
- 柿の摘果作業
これだけの作業を1人で、自分の希望通りのレベルで完遂することが出来ずに毎年パニックになっています。夏日に炎天下で作業していると余計に正常な判断が出来なくなることもあります。これでは自営業なのに、昔働いていたブラック企業みたいです。
目的と考え方の変更を考えてみよう
一番大事なことは、パニックになったら、まず落ち着くことです。パニックになって焦っている時は、確実に脳がメモリ不足になっています。通常時よりも柔軟な考えが出来ません。例えば、自分以外の相手のことを考えたり、自分を俯瞰して見ることもできなくなります(メタ視点)。パニックになって焦れば焦るほど、仕事の効率が下がります。このことを知っていれば、今後は焦ったときは、まず落ち着こうと考えられるようになると思います。忙しい状況を整理して、どれから手を付ければ良いのか、落ち着いて段取りをかんがえるようにしましょう(状況に合わせたスケジュールの変更)。
まず仕事が多くて困ってるので、人に仕事を頼むことが手っ取り早い対処法です。誰かと仕事を一緒にすることで、いつもよりやる気が出て、仕事の効率が上がります。もちろん仕事を頼む場合は経験者の方がベストです。
次に考え方についてですが、やらないといけないことが10個あったら、毎日1個できれば、10日で終わる。本当は現状の10個をすぐに終わらしたいのですが、絶対にできません。そういう時はとにかくできる範囲で、仕事をかたづけて行くしかありません。昨日は1個できた、今日は2個できた。良し倍になったぞと、前向きに考えて進めれば、精神的には楽です。逆にまだ7個も残ってる、どうしようどうしようと眠れないような思考では、また仕事の効率が落ちます。ちょっと楽観的な考えを持ちましょう。
1年前は、どうっだったかを思い出して見ると、何だかんだやり過ごしている場合もあります。昨年よりも悪い状況になっていなければ、そんなに不安になることはないと思います。昨年は無かったことが原因の場合は、そりゃ、今年は去年よりも干ばつだから、仕方ないかと現状を割り切れる理由が見つかることもあります。
基本的に農業は、完全な答えというものがありません。アスパラガスの種をまいても、全部が元気に育ちもしません。大苗になるまでに残ったのが2割ということもあります。スマートフォンやパソコンが当たり前に普及して、インターネットでだれでも常に回答が分かる時代です。そのため困難な問題に対して、人は「はっきりとした回答を欲しがります」。現代では、曖昧なことを抱えながら生きることが難しくなっているようです。かといって、調べても分からないことは山のようにあります。そこの曖昧さを受け入れつつ、自分なりに現状に対応していくことが出来れば、何事も成功すると思います。
インターネットの話がで、ついでに言います。成功している人と自分を比べて、俺は何てダメな人間なんだと思うのは、無意味です。野球で有名な大谷翔平さんが明日から柿を私よりも上手に作れるとは思いません、そういうことです。比較するなら今の自分と昨年、一昨年の自分と比較してみて、成長してれば成功してるって話です。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。ご参考になれば幸いです。


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