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【2025年12月】今月のおけさ柿と佐渡産アスパラガスの作業について
12月のおけさ柿の作業
収穫も終わりだいぶ寒くなって、たまに雪が降る12月は柿の木の剪定が主な作業になります。落葉することで柿の木自体が水分をあまり吸い上げなくなり、枝が切りやすい硬さになります。柿の剪定は枝を切ったら、集めて園地の外に持ち出すか、園地内で処理します。冬の時期は自分の園地の剪定と剪定作業を委託している高齢の農家さんの園地に剪定に行ったりします。柿の枝を抑える支柱もこのタイミングで片付けます。
まとめとしては、昨年のカイガラムシの大発生や夏の水不足などの被害が少ない年でした。南佐渡産地としては柿の生育は順調でしたが、柿の収穫量が少なかったです(蕾の数か少なかった?)。また市場ではいろいろな果実が多く出回っている年でしたので他産地との競合などにより柿の価格が伸び悩み、昨年よりもキロ単価が50円くらい安くなりました。

12月のアスパラガスの作業
完全に枯れた茎の刈り取りと畑の表面をバーナーで焼いて殺菌をすることが仕事になります。茎をささえるネットは支柱の上のほうに上げて、作業をしやすくしておきます。他には防風ネットの修繕と片付け、天候が良ければ除草剤の散布などを行います。
まとめですが、アスパラガスの単価も今年は伸び悩みました。全国で言われているように高温被害で収穫量が減ることに対しての改善が難しい状況になっております。日本全体の高温化に伴いミカン産地が北上していたりするので、まぁぼちぼちやっていきます。

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