柿農家が教える渋柿の渋の抜き方

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柿農家が教える渋柿の渋の抜き方

10個未満の場合は、ビニール袋を使った下の記事で簡単な方法を解説いています。

↓20個以上の大量の渋柿の渋抜きをする場合には、以下の記事をご参考にしてください。

準備する道具

  • 渋柿(硬いもの)
  • お酒(アルコール度数の35度以上推奨、または渋抜き用アルコールかホワイトリカー)
  • スプレーボトル
  • 新聞紙
  • タッパー容器
  • プラスチックコンテナ
  • 大き目のビニール袋(または柿渋抜き用ビニール袋)
  • 袋の口を閉じる用のヒモ

渋抜きのやり方

渋抜き用アルコール(しぶぬき専科)47%
  • 大き目のビニール袋にプラスチックコンテナを入れる。
  • コンテナの中に新聞紙を3枚をひく(底と左右に新聞を1枚づつ)。
  • スプレーボトルにアルコールを入れる。
  • 柿をヘタを上にして並べる。
  • 柿のヘタにアルコールを塗布する、柿1個につき1、2回スプレーをシュッとする。
  • ヘタを下側にして、優しくコンテナにつめる。柿を積み重ね3、4段ほど詰めます。
このように柿を積み重ねます

柿が雨で濡れている場合は、布などで水分をふき取るか、または表面が乾いてから渋抜きを始めてください。

柿を手荒く詰めると打ち身になり、傷み安くなるので丁寧にそっと詰めてください。

最後のひと手間で、詰め終わったら新聞紙を柿の上にしく。タッパー容器にアルコールを深さ5mmぐらい注ぐ。新聞紙の上にタッパーを乗せて、ビニール袋の口を紐で結んで完成です。

最後に新聞を被せて、アルコールを注いだ容器を乗せる

11月のガレージなど寒いところに置いている場合ですと2週間ぐらいで渋が抜けます。

室内の窓際で日光が当たる場所に置いている場合は渋抜けが早くなります。

渋抜きを開始してから、1週間後に味を確認してみてください。

渋が残っている場合はまた密封してください。またはアルコールが余っている場合、再度アルコールをヘタに塗って詰めなおしてもいいです。

渋柿が少量の場合はヘタにアルコールを塗って、適当なビニール袋に入れて密封することで渋を抜くことができます。

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。ご参考になれば幸いです。

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