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【病気対策】アスパラガスの畑を焼く、バーナーで焼却消毒
バーナーで焼却消毒をする理由
アスパラガスの収穫終了後の管理において、冬の初めに大きな茎は刈り取って畑の外に持ち出して処分します。それでも細かな葉、茎が畑に残っています。病原菌が付着していたり、害虫が越冬している茎葉が畑の表面にあります。それを火で焼いて対策します。主に「茎枯病」の対策として一般的な方法です。春以降の病原菌の密度が低減するデータがあります。
バーナーで焼却消毒の様子
アスパラの生える畝と畝の間の通路も焼きます。冬の強風によって、アスパラガスの細かな擬葉や種が通路にも飛散しています。
この畝に残った焼いた茎は2~3月ことになると手で引っこ抜けるので、作用時間に余裕があれば畝から除去してまとめて焼却します。
私はホームセンターで売っているバーナーを使用しています。小型なので火力は弱めですが、手回しが楽で焼きたいところをスムーズに焼けます。燃料は灯油になります。10アール当たり灯油18Lあれば、だいたい全面焼けます。
上の写真は雨上がりの畑です、水が溜まってるときはバーナーで焼けないので、ちゃんと畑の表面が乾いている時に焼きます。下の写真の中央の畝間を焼いた様子です、地面が黒くすすけています。同時に火であぶられた草は数日で枯れます。
ページの最後まで読んでいただき、誠にありがとうございます。ご参考になれば幸いです。
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