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佐渡産アスパラガスとおけさ柿の10月の作業について。
10月のおけさ柿の作業
9月下旬になっても、日中の気温が高かったので、柿の色付きが遅く、食害する虫の発生が長引いています。そのため、10月になって収穫の時期なのですが、日数的に余裕がある場合は、殺虫剤の散布を行っている園地もあります。
柿の色が収穫できる基準を満たしている園地は収穫を開始しています。
おけさ柿(早生)の収穫
やはり例年より遅く10月12日くらいから、順調に収穫できる色になってきました。例年より日中の気温が平均的に5℃くらい高いので、色付きが遅れています。雨が降ると気温がぐんと落ちて、色付きが進む感じです。夏場の渇水の症状がある実は、グラデーションのある色の付き方になっているものもあります。在来品種に関しての色付きは、緑色から黄色になってきたくらいの段階です。
10月のアスパラガスの作業
収穫が終了した園地は、農薬を散布して、余計な若い芽が出てきたら取り除き園地の外に出します。畝や畝間に草が多い場合は、除草作業(草むしりや除草剤の散布)をして来年の草の発生を抑制ます。
アスパラガスは気温が低下するほど、若い芽が出なくなります。それと同時に根に来年の養分を貯めこみます。緑色の茎、葉の場合はまだ養分を貯めるために水が必要になるので、3,4日雨が降らない場合は、アスパラガス畑に潅水してください。
立茎した茎と葉が黄色になるまで、そのままにしておいてください。気温がぐっと下がると枯れだして黄色になります。根に養分が貯蔵出来た、このタイミングで茎を地際で刈り取ってください。
最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。ご参考になれば幸いです。
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