【単身農家の柿の剪定とアスパラガス畑の準備】2024年1~2月の作業まとめ

目次

【単身農家の柿の剪定とアスパラガス畑の準備】2024年1~2月の作業まとめ

果樹、柿の園地の冬場の作業

高齢かで柿の園地を縮小する方から、新しく園地を借りました。剪定作業をやることで、春からの作業効率を考えて、低い位置にある枝や真上に伸びている徒長枝を切る作業になります。また画像のように木の表面にコケが生えているのでこそぎ落とします。木の表皮の内側に害虫が越冬しているので、園地の害虫の抑制になります。

剪定後の柿の木
コケが生えた状態
粗皮削り(そひけづり)後の枝の様子
切った枝を集めた状態

借りる場合の園地は基本的に園主さんの体形や作業に適した形に樹形がなっています。大きい実ばかり作って玉数を少な目にするか、中くらいの実をたくさん作るかで管理に差が出ます。後者のほうが枝が密集する傾向にあります。画像の切った枝の右側の太い枝が多いのは、私の伸長では作業しずらい低い位置の枝を切ったためです。自分のやりやすいように毎年剪定して行くことで、効率の良い樹形が出来上がります。そのため、収量よりも作業効率を優先すると借りた初年度の収量はやや減少します。

アスパラガス畑の春までの準備

昨年の12月くらいに行ってもよい春までの準備です。畝に昨年の茎が枯れて残っているので、これを取り除きます。ついでに畝に生えている雑草も取ります。枯れた茎の中に害虫が越冬していたり、茎に付着したアスパラガスが感染する病原菌が残っているので畑の外に持ち出して処分します。その後、畑の表面を灯油バーナーで焼却滅菌をします。

まとめ

今年の冬は雪がほぼ無いので、農作業がはかどります。佐渡弁だと「はかいく」です(「はかいく」=「はかどる」)。ただ気温が高いので、3月に花冷えの恐れがあります。資材の価格も高いままですし、地元の農協の合併などもあり少々めんどうな春になる予感です。

最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。ご参考になれば幸いです。


コメント

コメントする

CAPTCHA


目次