【養分転流期】旬が過ぎた10月のアスパラガスの味を確かめてみた。

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【養分転流期】旬が過ぎた10月のアスパラガスの味を確かめてみた。

アスパラガスは夏が終わり、平均気温が20℃以下になると新しい芽が出なくなります。

北海道などの寒地は9月下旬、長野県や福島県の寒冷地は10月上旬

九州や四国の暖地は10月下旬になると、ほとんど萌芽しなくなります。

この時期(養分転流期)は地上部の茎と葉で生成された栄養を地下の貯蔵根という部分に貯めています。

そのため一時的に貯蔵根の糖度が上がります。地上部の茎が黄色く枯れるまで貯蔵根の糖度が上がり続けます。

養分転流期のアスパラガスは、根に養分を貯めているため、食用部分の芽の糖度が激減しています。

時季外れのアスパラガスの味を調べるためのレシピ

・アスパラガス  適量

・オリーブオイル 適量

・酒  大さじ1

・塩     少々

・マヨネーズ 少々

・わさび   少々

アスパラガスの味を調べるためのレシピ作り方

(1)アスパラガスを良く洗う、根元が硬いので切り落とす。

(2)アスパラガスのハカマをとって、フライパンにオリーブオイルをひいて中弱火にする。

(3)アスパラガスをフライパンに入れて、塩を適量ふりかけて炒める。

(4)焦げないように途中で、料理酒を大さじ1入れて、さらに炒める。

(5)アスパラガスに火が通ったら、取り出して食べやすい大きさに切り、お皿に盛って完成です。

アスパラガスの味を調べるためのレシピを食べた感想

左の穂先側は柔らかい、右の切った中心より下部は若干硬くなっている

10月9日にアスパラガスを収穫する段階で、ハサミを入れた感じ根元の硬さが分かりました。

萌芽の伸びも遅くなっているので、夏よりも硬くなるのが早いです。

日々アスパラガスを食べているので、このアスパラガスを食べたところ、

明らかに夏のものよりも甘味が減っていることが分かりました。

旬の場合は糖度が8~9あり、甘さを感じることができます。

硬さに関しては、半分から下部がナスの皮くらいの硬さになっています。

穂先側の硬さには変化はありませんでした。

まとめると、普通よりも甘味が無く、ちょっと硬いと感じる程度です。普通に食べれます。

この時期のアスパラガスを食べたことが無かったので、まとめられて良かったです。

参考文献:『アスパラガス大辞典』、農文協編、発行:農山漁村文化協会、2021年1月25日

ページを最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。ご参考になれば幸いです。

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