【平核無柿】8不思議の佐渡の八珍柿は四角い柿です。「甘くて美味しいね」

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【平核無柿】8不思議の佐渡の八珍柿は四角い柿です。「甘くて美味しいね」

岐阜県の富有柿や静岡県の次郎柿、熊本県の大秋と比較して、平核無柿(ひらたねなしかき)は見た目が四角いです。「柿が赤くなると、医者が青くなる」と言われるようにビタミン、カリウム、食物繊維が多く含まれており、風邪や生活習慣病の予防や美肌効果に効果があると言われています。ヨーロッパ、アメリカ合衆国での健康志向の高まりから、柿の評価が上がり輸出国では栽培が増産されています。

四角い見た目の八珍柿(種無し)も皮をむいてみると普通の柿です。

柿のヘタをよく見ると、十字のように四つに分岐しています。クローバー(シロツメクサ)の分岐のように、たまにヘタが2枚、5枚の柿もできます。その場合の柿の見た目は、2枚の場合はラクビーボールのような形の柿に、5枚の場合は五角形の柿になります。

ヘタが3辺だと三角に近い形になる
ヘタが5辺だと五角形に近い形になる

四角い柿の皮向きについての、小ネタとして東京から授業のため来た大学生が、『この柿どのように皮をむくのですか?』と真面目に質問してきたことがあります。まったく見たことのない柿で、なにか違う向き方があるんだと考えたのでしょう。地元の農家としては、身近にあった存在の柿なので、なにも珍しくもなく普通に皮をむくだけです。

皮をむいた橙色の果肉は、緻密で柔らかく果汁たっぷりです。糖度も14~16%あって甘味を感じます。渋抜き後は、カリカリ食感ですが、常温で熟成することで柔らかくなりトロっとした食感を楽しむこともできます。日持ちも10日以上あるので、柿を1箱購入した際も、お友達に分ける猶予期間も余裕を持ってあります。


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