目次
【室内で干し柿のカビ対策】初めて干し柿を作ってみました。
干し柿の作り方
干し柿を作るのに用意するもの
- 渋柿
- 脱渋用アルコール(度数47%)、食品に直接かけるタイプの消毒アルコール(度数77%)など
- 霧吹き
- 熱湯
- 柿をつるすための細めのビニール紐
- 柿を挟んで吊るすクリップ
- 家庭用の扇風機(あるならば)
干し柿の作り方の手順
- 物干しざおのような物に柿をつるす紐を結んでおく。
- 紐にクリップをつける。
- 柿の皮をむく。
- 大き目の鍋でお湯を沸かす。
- 皮をむいた柿を5~10秒ほど熱湯につける。
- 柿をオタマで鍋から出してザルにあげる。
- 柿のヘタをクリップでしっかり挟んで、吊るす。
- 吊るしてから、1日たったら霧吹きでアルコールを柿の表面に吹きかける。
- 5日ほど干すと表面がべたつかなくなる。
- べたつかなくなったら、フニフニと柿をかるく揉む(表面が破けないように優しい力で)。
- その後、2~3週間で中が柔らかい干し柿ができます。
- 大きさによりますが2か月以上干すと、中まで硬い干し柿ができます。
干している時に白カビが発生したら、77%のアルコールで表面を殺菌して、扇風機で柿に風を当てて乾燥させてください。カビが発生しなくなります。
◆柿を干すときに注意点
- 風通しの良い場所に干す
- 柿を干すときに、柿同士がくっつかないように間隔を開けて干す
- 柿を吊るさない場合は、プラスチックのザルなどに入れて、ひっくり返しながら干す
- 雨には絶対当たらない場所で干す
☆白カビが発生した干し柿、初期状態のカビ対策☆
干してから10日後にカビが発生しました。カビは柿の表面のくぼみに円状に発生しやすい様子。対策として白カビの生えた柿にアルコール77度を吹きかける。
対策を検証するため、この状態の柿を再度干して経過を観察してみました。1か月後の状態が下の画像になります。
表面に白い粉がふいているのは、糖分の結晶です。表面に白カビ、青カビは発見できず、匂いを嗅いでみてもカビ臭くなかったです。中を確認してみてもカビはなさそうなので食べてみました。味に問題もなく、甘かったです。食べてから2時間様子を見てみましたが腹痛などの症状もありませんでした。
全体的にカビが発生している場合は、カビの根が中まで入ってる可能性が高いので、その場合は廃棄してください。味や匂いが変な場合は絶対に食べないでください。白カビ、青カビ、灰色のカビもあるので、カビが発生していたら、食べないでください。
家庭用の乾燥食品を作る機器も販売されてますので、それを使用しても良いと思います。簡易的なものだと果物を薄くスライスして乾燥しないと使用できない様子です。
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最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。ご参考になれば幸いです。
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