【脱サラ単身農家7年目】農業のメリットを挙げてみる。【新潟県佐渡島】

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【脱サラ単身農家7年目】農業のメリットを挙げてみる。【新潟県佐渡島】

朝から働くと健康になる。

午前中に日光に当たりながら運動することで、セロトニン(精神の安定効果ホルモン)が分泌されます。判断能力向上、食欲正常化、イライラ・不安の軽減に対して効果のあるホルモンです。もちろん農作業で体を実際に動かすのでダイエット効果もあります。

おやつ休憩にはバナナと緑茶があれば最高です。バナナにはセロトニンが多く含まれています。緑茶にはストレスを軽減するリラックス効果のテアニンが含まれています。

世界に一つだけの花は本当。

農業は毎年の気象状況、動植物の個体差、土中細菌など自分ではどうにもできないことが沢山あります。工場のように毎日同じものを作って出荷していれば、ノウハウが確立されて品質が高い商品を作る事ができます。しかし農業は、毎年作っている同じ畑、同じ量の肥料を使ったとしても、種苗の生命力の差、気象災害などの不確定要素があるため、毎年確実に同じものは作れません。そのため出荷時には、これは自分が作った物だと充実感があります。

CO2問題の軽減(昔はフードマイレージと言ってた)。

海外から食料を輸送する距離と重量を数値化したものをフードマイレージと言います。ざっくり言いますと、アメリカの東海岸から船でオレンジを日本に運ぶよりも、愛媛のミカンで代用する方が、CO2の発生量が減るという考えです。国内の農業を拡大することで農産物の輸入量を減らして、脱炭素問題の役に立ちます。

フードマイレージとは、「食料の輸送量(t)」と「輸送距離(km)」をかけあわせた指標のことです。単位はt・km(トン・キロメートル)で、輸送量が5t、輸送距離が10万kmだった場合、フードマイレージは50万t・kmとなります。1994年 のイギリスのティム・ラング(消費者運動家)が作った言葉。

経営は野菜を売るだけでなく、いろいろできる。

スーパーマーケットや大学、種苗会社と提携することで、商品のブランド化、新種の開発早期投入などで作物の利益率が上がります。動画配信サイトやSNS、ブログなどで情報の発信をすることで、宣伝効果などが見込めます。農業技術の提供、自分の技術の書籍化。ブランド作物や直売所を作って地域の活性化。農家レストラン、観光農園などやってる方もいます。

体調不良の時は、気軽に休める。

農業は体がもたないとやっていけません。収穫期には休まないで毎日収穫することも多々あります。そんな時に体調が悪くなったら無理してケガするよりも休んだほうがあとあと問題を最小限に出来ます。作業を数日知り合いの農家さんに頼むこともできます。サラリーマンと違って、通勤途中に腹痛になってえらい目に合うことも、天気痛なのにしかめっ面で対応することもありません。農家の場合は、そんな時はあっさり休みましょう。

ページを最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました。ご参考になれば幸いです。

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