佐渡島の冬の農業は、柿と洋梨について。寒いので服装はどうする?
おもに野外の農業についてです。佐渡島は雪が積もりますが、1週間もしないうちに溶けます。
雪の中をザクザク歩きながら作業することは少ないほうです。
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冬の農家の服装について
私の冬の作業スタイルです、ご参考に。
Heat assist 裏アルミ ジャンパー
AEGIS(イージス)防水防寒パンツ
中に着るスウェット上下
防寒用の長袖の肌着とタイツ
防寒手袋
ネックウォーマー
フェルトのインナーソックス
冬用ソックス
耐油用ゴム長靴
帽子(キャップ、ニット帽子など)
サングラス
ベルトと剪定ハサミを入れるポーチとノコギリ
冬の八珍柿(平核無)の作業
夏の間に伸びた枝を剪定用のハサミを使って短く切る作業(冬剪定)
柿の木を剪定して整える作業は収入に直結するため、経験が必要な作業になります。
剪定技術の習得は、1か月ぐらいで自分なりの剪定はできるようになりますが、
剪定の仕事を他者から頼まれた時には、園地の状況や木の状態を見て臨機応変な
対応ができない場合や、剪定する速さが遅いことを指摘されると思います。
剪定の作業受託をやりたい場合には、その土地で先生役の人を見つけ、
土地に合った剪定のやり方を学んでください。剪定は土地によってかなりの差があります。
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上の画像にあるように木の太い枝から真上に伸びている枝を徒長枝(とちょうし)といいます。
これも剪定時に根本から切ります。夏場には2m以上に伸びる場合もあるので、
伸びたら切る感覚です。実がなる場所の枝を成り枝(なりえだ)といいます。
剪定で切り落とした枝の後処理作業
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このように剪定後の枝は歩くのに邪魔になります。また枝の蕾や枝の皮の中に小さい虫が
越冬しています。そのため園地の中に放置するのは、お勧めしません。
園地の中でチッパー(枝を粉砕する機械)を使って木くずに処理したり、
ほかの場所に運んで処理したりまします。
木の表面の皮を削り落とす作業(粗皮削り)
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剪定した後の柿の木の皮を削る仕事です。この作業は特に技術は無いです。ガリガリこするだけです。
上の画像にある木の皮を削る道具を使います。下の画像にあるような、皮とコケを削り落とします。
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柿の木全体を削るので、脚立を使って高い位置の皮も削ります。また細かいクズが飛び散るので、
メガネとマスクを装着して行います。
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柿の木の皮の下に小さな虫(ダニなど)が越冬しています。それを駆除するための作業です。
数年に1回程度で皮を削れば大丈夫です。木に触るとポロポロ落ちるぐらいになったらやります。
1本の木の皮むきに30分ぐらいかかります。
他に車を洗うノズルのような機械を使って、水圧で皮をはがす方法もあります。
冬の洋梨(ル・レクチェ)の作業
主に徒長枝(とちょうし)の剪定作業 冬の洋梨(ル・レクチェ)
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洋梨(ル・レクチェ)の剪定は、棚があるので枝が混みやすいです。
また洋梨は病原菌に柿よりも弱いです。落ち葉、枝など園地内に放置すると
春に病原菌が蔓延する可能性があるため、全部園地から持ち出します。
棚の上に伸びた徒長枝を切り、今年の秋に実をつける芽を残して成り枝を剪定します。
洋梨に関しては、さわり程度の説明ですが、ページを最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ご参考になれば幸いです。
新潟県佐渡島農家直営『さどうちもん公式サイト』 | おけさ柿で有名!佐渡島の八珍柿を直営価格でご提供 (sadouchimon.jp)
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